成功の鍵はピザとラーメン、セブン井阪氏が狙う米国のコンビニ拡大
Bloomberg.com
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「昨年、パートナー企業で弁当のパスタなどを生産するわらべや日洋ホールディングスが米国に進出し、現地に工場を建設した。日本のクオリティーを再現する試みで、持続的な売り上げの伸びにつなげたい考えだ。」とのこと。
日本のコンビニシステムの輸出だけでなく、日本の加工食品の輸出ですね意図をもってBloombergのインタビューを受けたのだろう。
ValueActとの論点になっているのが、非コンビニ事業。セブンはスーパーなど含めて食品が規模や品質がある、というスタンス。米国コンビニの投資を加速させることは両社がアラインしている領域で、そこで食品がキーという論陣を張ることで、ValueAct以外の欧米機関投資家にメッセージを伝えたい意図だろう。
個人的には、セブンの食品の一番のキーであるわらべや日洋について、売上の8割がセブン向けなので、それを完全子会社化すればその競争力を確保できるのではないか、と思っていて、それについて有効な会社側の説明を見た記憶はない。もちろん、事業はこういったシンプルな論理だけで表現できない現実もあるとは理解しているが、一方でシンプルな論理から実現可能性を考えたり、それが求められるのが上場市場というのも現実。