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62途上国が全面的債務危機、早急な国際支援必要=米大学報告

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    アフリカビジネスパートナーズ

    アフリカの国々は、少し目処がついてきたかなという気はします。最大の鬼門はユーロ債。国際機関や二国間は交渉が成り立ちますが、海外の民間債権者は容易に条件を飲みませんし、外貨で借りた融資は金利も上がり現地通貨も下がり返済が困難になっている。そのユーロ債の償還で今年10億ドル以上を返済しなければならない「デフォルト危険国」はアフリカには3カ国。ケニア、南ア、エチオピアです。そのうちエチオピアは昨年末にデフォルトしたので残る2カ国のケニアと南アフリカ、どちらもガバナンスや諸外国と外交関係も(相対的に)悪くない国で、調達手段も多様に持ち合わせているため、大きな心配はいらないかと思います。ケニアのルト大統領は先週日本を訪問しており、サムライ債の発行も目指してます。

    なお、2022年末にデフォルトしたガーナもガバナンスが悪くない国で、公的債権者との債務交渉の後、すでに合意に達しています。インフレも落ち着いたので先日は利上げにも踏み切りました。デフォルトしても、1年程度で経済を戻すことが可能なのだという事例になったかと思います。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    すでにスリランカやガーナで起きたことですが、以前金を借りて事業拡大しようとしていたらコロナ禍で事業が上手くいかなくなり、不渡りを出した(デフォルトした)という国が相次いでいます。

    国の数からいえば、アフリカが多いです。
     スーダンやエチオピアのような、内戦が激化していつ首都が攻め落とされてもおかしくないような国も増えましたが、ガーナのような特に戦争をしていない国でもデフォルトしています。
     燃料と食料(特に穀物)を全面的に輸入に頼っている国ほど外貨がどんどん出て行くので、厳しいです。

    アフリカで債務不履行が顕在化 ガーナなど、食糧高響く
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR27CQF0X21C22A2000000/

    アジアだと、イエメンとかシリアとか、内戦の最中にある国はもう仕方がありませんが、大きいところだとパキスタン、他にもいくつかデフォルト寸前の国があります。

    デフォルトする国の数を減らすには、借金を棒引きするなり、返済を猶予する必要があります。
     金を貸している債権者が話し合って、それぞれいくらかずつ棒引きしたり猶予したりする取り決めが必要です。
     どこか1つの債権者だけが大きく損をするというのは、当然嫌がります。
     この取り決めというのが、なかなか難しいです。

    米国、世界銀行、IMF、EU、日本、それに中国といった国家間の合意が必要です。
     それに加えて、借金の何割かは民間企業(ブラックロックとかアリアンツとか)からなので、これら民間企業にも合意してもらう必要がありますが、儲けが減るのは嫌がられます。
     そうこうしているうちに、債務の棒引きも猶予も決められずに、次のデフォルトが迫っています。


  • 専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員

    本来,予算を超えて物を買う事はできない部分が崩れているからこうした事案となる訳だが,この部分の解決策として中期的には「低費用で作れるようにして品質が必ずしも高い訳では無いが,高い賃金率確保のために高い価格で敢えて買う」一種のフェアトレードのような在り方を制度的に導入する必要があるように思う。
    買いたたかれるものしか輸出できていないからこうなる。

    一方で,競争の公平性はどうなのか,という議論は当然成立する。その意味では,消費者に「高品質でもないのに」高い価格で買うことを求めることは難しく,その製品の品質に見合った価格になることはやむなしの面がある。

    それらを総合すると,生産する途上国における当該製品製作者の「賃金率引き上げ」を条件とする国際的な「生産者補助金」のような在り方が求められるように思う。


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