2024/2/4
【殺到】全米の大学が注目。｢テイラー・スウィフト｣から学ぶこと
NewsPicks 副編集長
人気絶頂の歌手、テイラー・スウィフトは今、大学の教育現場でも旋風を巻き起こしている。
テイラーが2023年3月から開催している「The Eras Tour」は興行収入が10億ドル（約1500億円）を超えた、史上初のコンサートツアーになった。
アメリカの調査会社QuestionProによれば、ツアーによる経済効果は全米で約57億ドル（約8400億円）に上る。
2024年2月7日からは、東京ドームで4日連続の来日公演が開かれる。
「スウィフトノミクス」とも呼ばれる巨大現象の全貌は、ぜひ特集のインフォグラフィック記事を見てほしい。
冒頭で触れた通り、テイラーの人気ぶりは大学教授たちをも巻き込む事態になっている。
全米の大学で、テイラーの音楽やビジネスを研究する講座が急増しているのだ。
ハーバード大学やスタンフォード大学といった名門校も開講したことが話題となった。
テイラーの音楽やビジネスから、私たちは何を学べるのか。
NewsPicks編集部はハーバード大学教授など、テイラーの授業を受け持つ2人の教員に話を聞いた。
INDEX
- ハーバードの学生300人が殺到
- テイラーと文豪たちの共通点
- 「白人性」というテーマ
- 「テイラービジネス」の講座も
- ライブツアーが街を変えた
- ビジネスの意思決定権を握る
- 業界のスタンダードを作った
