「腕時計シェア」運営会社が「諸般の事情」で突然解散 利用者が語った困惑の声
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シェアリング事業やサブスク事業は感覚的に成功する会社が本当に少ないように思います。つまり事業計画を達成できていない訳ですが、そもそも自ら立てた事業計画を達成していける会社自体が世の中で数%以下ではないでしょうか。
計画が達成できない理由を列挙してみます。あくまで私見ですので容赦ください。
・売上計画の見積もりが甘い・そもそもロジックがない
・イレギュラー要素・ストレスシナリオを織り込めていない
・コストの見積もりが甘い・発生するコストの項目上げが足りていない
・作業工数の設定ができていない・甘い
・採用が上手く行かない
・社長のパフォーマンスと同レベル×人数で想定してしまう
・管理部門をただのコストセンターと捉えてしまう
上げればキリは無く、もちろん最初から正確な計画を立てることは不可能ですが、その点も含めてストレスをどの程度見込んでおくかという部分が大切なように思います。
また、シェアリング事業やサブスク事業などは特にマネタイズが長期にわたるので少しのズレでも計画に与える影響、特に資金繰りへの影響が大きく、数億円の資金調達をしているような企業でも資金繰りが回らずにショートしている事例なども見かけます。高額かつ盗みやすいものを端金で貸すとか信じられないです。
シェアリングエコノミーは盗まれるリスクは常に考えないといけないですし、盗まれたり壊れたりしても保証さえされれば困らないものを使わないとなりません。
また、貸す方としては大して信頼性のない会社が運営しているサービスを使う事もリスクでしかありません。この記事だと2年サービスやってるからとありましたが、それだけで何百マンもするものを預ける程の信頼性なんてとてもありません。認証マークを発行したシェアリングエコノミー協会も責任を感じ、「大変由々しき問題」とのコメントを発表、対応に取り込む意向です。シェアエコ事業は開業が容易である一方、財務基盤も重要ポイントとなる局面です。