楽天G、約2650億円のドル債発行へ-利回り12%超は日本企業最高
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当たり前のことですが、発行体側からすると、調達金利を上回るリターンを得られることが焦点です(資金繰りの課題があったとしても)。そう考えると、12%という水準は、なかなか高いものです。
2024年に償還予定の社債のうちドル建債は17.5億ドルあり、本起債18億ドルによって手当てできたと捉えられますが、残りの円建普通社債(約1,000億円)はどうするのでしょうか?
又、25年に予定されている4,000億円の償還まで乗り切る目途が立たないと、楽天における24-25年の「財政の崖」の克服は《道半ば》という印象を受けます。本起債の利払も規模として大きく、キャッシュフローに小さくない影響を与えますので。
この辺り、乗り切る目途が立てば光は見えると思うのですが。