“メンテナンス業界”の市場規模は490億ドルに、ユニコーン企業MaintainXの戦略とは
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メンテナンス対象は主にプラントと工場でしょうか。日本の場合、予防保全はかねてから提唱されてはいます。設備が古くアナログメーターだったり、そもそも予兆を検出するセンサーが不足していたり、AI以前の課題も多いですね。
私は石油精製関連の仕事に長年従事していますが、現場は紙ベースで動いている部分がかなりあります。例えば日本の製油所は大部分が建設後40〜50年経過していますが、設計図などが紛失しているケースも少なくありません。単純にこれらをデータ化するだけでも大きな効率向上が見込めますが、言うは易しでこれに対応するリソースも資金もない状態(特にリソース)です。また、メンテナンスはコストであり、収益を生み出さない為どうしても投資の優先順位が低くなるという構造もあります。現場の個人に情報が集約されており、そのような方々が辞めたら分からなくなるという危うい状態なので、政策で後押ししてでもメンテナンスのDX化を進めるべきと思います。