金正恩氏、日本首相に「閣下」 地震見舞い、初使用と政府
コメント
注目のコメント
専門家である辺真一氏は、以下コメントしています。
「金正恩氏の能登地震被害への『お見舞い』は、与正氏の韓国大統領への談話とセットで考えるべきでしょう。日本へ対しては、最高指導者が首相を『閣下』と称し礼儀正しいメッセージを送った。北朝鮮と日本が友好的な関係を築き、なんらかの交渉に入る前触れともとれます。一方の韓国へは、格下の妹が大統領を皮肉りました。最大限の侮辱です。日米韓の結束を訴えてきた尹大統領にとって、3国の関係にクサビを打たれた思いでしょう。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/70c1e55155daca4df318ad8d82d0c25569169a0e
別の専門家も同様に日米韓の3か国にくさびを打ち込む狙いを指摘しています。
「(正恩氏は)日米韓の結束を非常に嫌がっている」、「(岸田内閣の)支持率が低迷している中、日朝関係を進展させることが(岸田政権にとって)プラスになると秋波を送り始めた可能性がある」としています。
https://sp.m.jiji.com/article/show/3136378
昨年5月、岸田首相は「早期の首脳会談実現に向けて、自分が直轄して、ハイレベルでの協議を行っていきたい」と、これまでの安倍首相、菅首相が発言したラインから踏み込んだメッセージを送りました。
https://toyokeizai.net/articles/-/676477
今年は米大統領選挙が予定されており、それまで米が北朝鮮に、(台湾情勢、ウクライナ情勢、中東情勢がある中、)圧力を加えることは予想されません。
米、韓と連携せず、拙速に日朝の首脳会談を追及することは北朝鮮に足元を見られる可能性があります。
被害者や家族の方々の高齢化により、なるべく早く一括帰国を実現するために、日米間で連携し北に圧力をかけつつ帰国を実現しなくてはなりません。
2002年に帰国した拉致被害者の蓮池薫さんのインタビューを紹介させて頂きます。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/900001204.html?page1