令和に現れた「VHS喫茶」、深夜にだけ出現する「映画自販機」。仕掛け人がロンドン留学で気づいた「映画文化の決定的違い」
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注目のコメント
「VHS喫茶」気になります!行ってみたいです。
実家の壁の隙間をつかって自室はVHSをずらっと並べられる収納になっています。買ったもの、手書きのラベルのもの含め、そのコレクションを並べることで、本棚同様自分を表すものとして、なんとも言えぬ思いがそこにはあります。
大型に限らず、インディペンデントなものも、過去の映画もふらっと見に行く感覚が、ロンドンやニューヨークと日本では違いますが、探せば東京にもあるのでもっと行きたいと思いました。「VHS喫茶」で籠っての鑑賞も、『PERFECT DAYS』のカセットテープのような日常に溶け込んだものとは違いますが、何か自分だけの特別な時間が過ごせる、にんまりタイムになりそうですね。コンテンツの受け取り方が無機質になったことに対して、その前段からの設計として人間らしさを取り入れているように見えます。そもそも娯楽や芸術は効率という軸で測られるものではないはずなのに、そうなりつつある傾向にはしっくりこない感覚を持つことが私もあります。VHSや偶然の出会いを創るのは面白い取り組みだと思いました。
本屋に行って何となく本を何となく手に取るように、昔はTSUTAYAで5枚1000円の枠の中で何を選ぼうかワクワクしながら新しい作品を探した記憶ぎあります。Netflixのように、自由に何でも見れる環境だと、そうしたワクワクは少ないですね。
自由は不自由。
不自由を楽しむことも、こうした娯楽には必要だと感じました。