京アニ放火、25日判決 青葉被告の責任能力は―死刑求刑・京都地裁
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本件については、精神鑑定も判断が分かれていますが、裁判での被告の発言からは、計画性や、善悪を判断する弁識能力、行動をコントロールする制御能力等が認められ、したがって、「完全な心神喪失で刑事責任能力無し」とはならないように思われますが、どうでしょうか。
「心神喪失者の行為は罰しない」ということの法律論はもちろん理解しますが、どの事件でもそうですが、ご遺族にとって、そうした結論は、到底納得できるものではないでしょう。
改めて、被害者の方々のご無念、ご遺族の深いお悲しみを思います。
2001年の池田小事件をきっかけとして、心神喪失者等医療観察法が制定され、「継続的かつ適切な医療・観察・指導を行うことによって、病状の改善、同様の行為の再発の防止を図る」ことになりましたが、再犯リスクが高いとされる人格障害の場合は責任能力が認められることが多いため、本制度の対象にはならないといった問題も指摘されます。
社会全体で、引き続き考えていかねばならないことがたくさんあると思います。
注目のコメント
被告には、被告が殺した何人もの人たちの名前が最後のスタッフロールに出てくる『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を見てほしい。これほど切なく素敵で美しい作品を作った人たちを殺した自分の罪をしっかり受け止めるべきです。
弁護側の反論を読むとどうも青葉被告が「心神喪失か耗弱状態だった」と証言しているようには見えない。
この反論は青葉被告本人から?それとも弁護士から?どちらの口から出ているのでしょうか?
ただの印象だけなのですが「被告は死刑でも何でもいいと思っているものの弁護士がこういうストーリーを作っている」というように見えます。
ジャーナリストとしてその辺をもっと掘り下げて(掘り下げるという程度の話でもない)記事にしなければ。