実はマイナス成長、名目GDPで日本を追い抜いたドイツが全然笑えないワケ 名目GDPが膨らんだ最大の理由は物価高、成長要因がプラスの日本の方が健全
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注目のコメント
改めて、ドイツが日本のドル建て名目GDPを抜いた意味を考えるエッセイです。
日本の停滞はその通りですが、少なくとも近年は、ドイツの無駄なインフレがドライバーとなっています。この点、日本が学ぶべきは、ネガティヴな意味においてです。
物価安定はドイツの経済運営の基本でしたが、その基本を自ら捨てたことになります。今後はかなり厳しい状況が続きます。(勉強中)名目GDPはその生産数量に市場価格をかけて生産されたものの価値を算出し、すべて合計することで求めます。一方、ここから物価の変動による影響を取り除いたものを実質GDPといいます。
インフレの寄与度が高い名目GDPの高騰で、インフレに伴う人件費コスト増とエネルギー価格のコスト増を受けて、輸出の競争力が低下しており、経済成長はマイナス。
名目GDPの成長だけ見て、経済規模を見ることは出来るけど、経済状況(経済活動が順調か)を測ることが出来ないということなのかな。あと、為替の寄与、通貨政策、というキーワードについてはもうちょっと理解しておきたいな。