阪神・淡路大震災からきょうで29年 教訓などをどう生かすか
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同時期に発生し、震度も同じ7を観測した地震であることから、今回の能登半島地震とよく比較するべきでしょうね。
今後の政府・国会の動きとして注目したい点は、補正予算についてです。
阪神淡路大震災では、1月17日に発災し、2月28日に補正予算案が可決・成立しています。ちなみに、同じく震度7であった熊本地震では、4月14日に発災し、5月17日に補正予算案が可決・成立です。
そこで、現在の政府の動きですが、昨日の臨時閣議で、「来年度の本予算」の予備費を5,000億円上積みしたそうです(※)。
「岸田文雄首相は『最もスピード感のある対応だ』と強調していた」そうですが、この人は本予算がいつ成立するのか、そして補正予算という制度があることを知らないのかもしれませんね。それに、3月末までに違う形で災害等が発生したら、予備費が枯渇する可能性もあるわけです。
さすがにあり得ないとは思いますが、補正予算も組まずに来年度の本予算で対応しようものなら、阪神淡路大震災の頃よりも政府・国会が退化していることとなります。
仮に今年度の補正予算ではなく、来年度の本予算で復興に対応するのであれば、言い方が極めてキツいですが、能登半島の被災者を「人質」にして、予算委員会での野党からの政府に対する批判を封じて本予算の成立を迫るために、補正予算ではなく本予算で対応しようとしている、とも受け取れます。
もちろん、そうならないといいのですが。
※ https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77718970W4A110C2PD0000/大学進学で神戸に来て3年目ですが初めて1.17のつどいのため東遊園地を訪れました。当時はまだ生まれてないため、映像や大学の講義を通してでした震災を知りませんが、先日の能登半島のようにいつ災害が発生するかわからないのでこの阪神淡路大震災の教訓を忘れないようにしていきたいです。
以前、神戸にある人と防災未来センターに言ったのですが、そこで災害の際に、水、トイレ(介護用おむつで代用可)、ポリタンク(水を入れる用)の3つが実体験としてあったら便利だったと聞きました。
学生(特に僕のような一人暮らしの学生)はどうしても災害の備えをおろそかにしがちですが、土地勘がなかったり、まわりに頼れる人がいなかったりと災害の時に非常に困ると思うので、備えのために防災グッズをそろえておいても良いかもしれませんね。