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反米勢力「抵抗の枢軸」連携、イランの筋書き通りに-フーシ派が存在感

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    そうはいっても、ハマースを救う(イランの革命防衛隊は、ガザ地区の人々を救いたいわけではないでしょう)、という本来の目的は達成しておらず、今のままでは「暴れて困らせてやった」で終わってしまいます。
     イスラエルによるガザ地区の掃討作戦は粛々と進んでいます。

    イランを本家とすれば、
    レバノンのヒズブッラーやイエメンのフーシー派は1次団体、
    ガザ地区のハマースは2次団体のようなものです。
     本家を守るためには2次団体を切り捨てもしますが、2次団体に助け舟を出さなければ、本家の面目を失います。他の1次団体や2次団体からの信を失います。
     もしここで本家自らが血を流し、2次団体に過ぎないハマースを救って見せれば、「あっぱれ頼りがいのある大親分」ということで、傘下に入ってくる一家もさらに増えるでしょう。

    フーシー派は、イエメンの山岳地帯にいれば怖いものはありません。
     ターリバーンのようなもので、米軍の空爆くらいではビクともしないし、仮に米軍が地上部隊を送って来ても、何年間か山の中を移動しながら、米軍をすり減らして、追い出す自信はあるでしょう。
     因習的な部族・親族共同体で固まっているので、地元民もみなフーシー派に協力します。

    ただし、フーシー派は、イスラエルまで行ってハマースを救うような能力はありません。
     せいぜい、イランに供与されたミサイルやドローンを放つだけです。

    今のままだと、「暴れて困らせてやった」で終わりです。
     本当にハマースを救うなら、あと2手、3手必要です。
     本家のイランがペルシア湾を封鎖して、世界の原油流通の過半を止めれば矛先がイランに行くでしょうが、そこまで踏み出すのは、さすがにむずかしいでしょう。


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    上智大学 総合グローバル学部教授(現代アメリカ政治外交)

    より本格的な紛争となり、アメリカが中東にどっぷりと入り込み「イスラエル・アメリカ・イギリス対イラン・ハマス・フーシ(さらにはロシア)」という構図になるのを一番望むのはイスラエル。アメリカはフーシへの攻撃開始には比較的慎重だったのですが、叩いておかないと紅海の安全が難しい段階となり対応。一方でフーシ派の方はハマスを全面的に応援できるほど余力があるとは思えないので、より大きな紛争になっていくかどうかは分からないところ。


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    国際政治アナリスト 危機管理コンサルタント

    米英がフーシ派に対する攻撃に踏み切ったことで、イラン主導の「抵抗の枢軸」VSイスラエル及び米英という構図が固定化され、こうした記事が出ることでさらにそうしたパーセプションが強化されていく。そのこと自体、この記事では「イランの筋書き通り」とされていますが、イスラエルにとっても願ったりの状況と言えるでしょう。
     イスラエルは、イランという国際社会の脅威に対して戦っている、米英と同じ戦いをしているとして、彼らの戦争を正当化でき、米英はますますイスラエルを止めることが出来なくなっていくでしょう。


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