【ネオ教育】岡山の秘境にある「英語特別区」を訪ねてみた
- 県外から家族ごと移住の家庭まで
- 少子化脱却へ生み出した一芸強化策
- 「ライバルが極少」の特異な環境
- 異例の5・4制、そして名誉校長はあの人
- 田舎でも「切り拓ける」子は育つ
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私の家の近くにある某有名進学塾では、冬の土日祝日となると多くの小学生たちが朝早く通い、夜遅くまで一生懸命勉強しています。勉強していい中学校に入りたいと思うのはご家庭の自由で、受験競争そのものを否定する気は全くありませんが、中には死んだような目をしている子も少なくありません。
こうした子たちを連日見ながら「この子達は自然で遊ぶとか、面白い体験をするといったことよりも塾に通っていて、本当に楽しいのだろうか」と思ったことが、実はこの特集を思いついたきっかけだったのでした。
そう思いつつ「勉強できて自然体験ができれば最強じゃないか」と考えてネット上を探して行き着いたのが、今回取り上げる学校です。
1話目で岡田さん&工藤さんが話した「自主性」、2話目で平井さんが訴えた「感動体験」、3話目で原田さんが強調した「一点突破」をある程度網羅しているとも言えるこの学校。駅前に着いたときはさすがにあまりの何もなさにびっくりしましたが、住めば慣れるのかもしれません。
学校・行政が主体的に強みを作って伸ばす。過疎地の学校のあり方にも一石を投じる、今後のトレンドになりそうな動きな気がします。
過疎化の田舎での面白い取り組であり、こういうユニークな取り組みの学校がもっと増えて欲しいですね。
ストリートスマート(社会を生き抜く賢さ)の一つには、何か一つ自分の自信につながる特化したスキルは、大きな味方です。グローバルからみると日本では非常に遅れている英語という着目点も、いかに差別化をするかという点で、素晴らしいと思います。
6-3-3が根拠なく絶対化されている現状への一石を投じていると思います。
ただ、この例だけを見ると、サンプリングバイアス=こうした学校に通う生徒(そしてその両親)はランダムで選ばれたわけではなく(3割が越境)、都会の生徒たちと単純には比べられないだろう問題は残ります。
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