Josh Ye

[香港 9日 ロイター] - 短編動画投稿アプリTikTok(ティックトック)を運営する中国の字節跳動(バイトダンス)は9日、ゲーム資産の売却に向け、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)など複数の買い手候補と協議していると発表した。

同社はゲーム業界からの撤退を進めている。

広報担当者によると、協議は継続しているが、合意には至っていない。

現地メディアの晩点は8日、バイトダンスが「Crystal of Atland」や「Earth: Revival」など同社のゲームブランド「朝夕光年(Nuverse)」の複数の人気ビデオゲームに関連する取引について、テンセントと協議していると報じた。

テンセントはロイターのコメント要請に現時点で応じていない。

バイトダンスは昨年11月、朝夕光年を見直してゲーム事業から撤退し、他の中核事業に集中すると発表した。

当時、関係者はバイトダンスが未発売ゲームの開発を中止し、すでに発売されたゲームについては売却を計画しているとロイターに明らかにした。