YOSHIKIさん「行き過ぎだ」「法整備が進んでいない」…生成AI利用の音楽に警鐘
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注目のコメント
「どういったインセンティブで芸術ができるのかという視点が大事」
「アーティストとして、どこまで認めるのか」
「最近の作品には多かれ少なかれ、デジタル技術が使われている。比率の問題」
芸術界隈では批判的な見方が多いAIに対して、これほどバランスの取った捉えができるアーティストの方ってどれだけいるのでしょうか…YOSHIKIさんの達観ぶりと博識さに脱帽…!
(Xを聴いて育った個人的な感情が入っているかもしれませんw)生成AIの取り扱いを考えるときに、大事なのは対象の目的だと思います。音楽をビジネスと捉えるのであれば、生成AIは作曲家の仕事を奪うでしょうし、ミリオンヒットを産むために必要な事は音楽以上に誰が歌うかにかかってくるかもしれません。
また、一般人には作られた曲の価値を判断する事は難しいので、一概に作曲家の仕事が奪われるとも言えないでしょう。
医療においても生成AIによって仕事が奪われるかどうかの議論はあります。しかし、間違いなく医療水準の向上に寄与すると考えれば、議論の余地はないでしょう。
音楽であろうと、医療であろうと、その目的は人々を幸せにする事であるとすれば、生成AIの導入は進められるべきだと考えます。ドラえもんの秘密道具には、「あんなこと良いな」が詰まっていた。
時代が進み、電話が遠隔地との会話を成立させ、wikiが何でも教えてくれ、スマホが掌に莫大な処理能力を与え、クローンが食料をコピーし、3Dプリンタが物を創り出し、ドローンが空を飛んだ。
これらは概ね好意的に、人間に受け入れられた。
しかし、生成AIが文章や画像、音楽を生み出すと、反発が出始めた。芸術の域に踏み込んだからなのだろうか。
そうすると、雰囲気にあった香りを合成したり、インテリアやデザインを提案したり、好きな料理がパッと出てくる秘密道具もNGになるのだろうか。
こと、人手が足りなくなるのが確実な先進国において、「あんなこと良いな」は、「できたら良いな」なんじゃないかと思う。