韓国・延坪島で住民に避難命令 韓国軍「北朝鮮が島などに向け200発あまりの射撃を行った」
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注目のコメント
2024年は台湾情勢のみならず、朝鮮半島情勢も注視しなくてはなりません。
昨年秋から北朝鮮、韓国との間での緊張は高まってきています。昨年11月、北朝鮮は軍事偵察衛星を打ち上げ、これを受け、韓国は2018年の南北間の軍事合意の一部効力を停止しました。それに対し、北朝鮮は「合意に縛られない」と事実上の合意破棄を宣言しました。
https://www.sankei.com/article/20231127-LP7XTJ665ZKLTE3XWQAY5QC3MM/
また、昨年末には韓国国防相が、北朝鮮が寧辺で建設中の実験用軽水炉が2024年夏頃の本格的稼働の可能性を指摘し、注視しなくてはならないとコメントしています。北朝鮮は原子力潜水艦の製造を目指しており、軽水炉が稼働すれば、原潜用原子炉のための実験が行われる可能性があるとされています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231229/k10014303541000.html
今年に入り、韓国のユン大統領は新年の挨拶で、米国が核を含む戦力で同盟国を守る「拡大抑止」を軸とした米韓連携強化により「北朝鮮の核・ミサイルの脅威を根源から封鎖する」と強調しました。
1月2日に、北朝鮮の金正恩総書記の妹であるキム・ヨジョン氏は、ユン大統領宛の談話として、米国の原子力空母の韓国への寄港などを挙げ、「われわれに、核戦力の強化に拍車をかける正当性を与えた。貴重な贈り物を受け取り、うれしい」と、核戦力の強化を明示しています。
https://www.sankei.com/article/20240101-BBPOHHZ26BKLFLWBODVG6E4ZO4/
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240103/k10014307551000.html
また、北朝鮮は2023年は25発の弾道ミサイル等を発射しており、過去2番目に多い数で、過去には日本の上空を通過した事例もあります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014306531000.html
昨年から中国・北朝鮮・ロシアは接近し、米国・韓国・日本は抑止のために同盟を強化してきています。今年は朝鮮半島の動きにも警戒しなくてはなりません。