【白熱対談】教育界の異能激白。今必要なのは「自立できる子」だ
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・教育において、子どもたちにもっとも必要なのは、「主体性」「当事者意識」の2つです。
そもそも、人間はみんな生まれた時に「やりたいことをやる」という主体性を持っている。なのに、親や周りからあれこれ言われるうちに、小学生くらいで主体性をなくしてしまいます。
・要は、「最上位の目標」をお互い共有し合いましょうということですね。そうすれば、同じ目標に向かって何をすべきか考えることができます。
教育をテーマにした議論ですが、子どもたちだけの話ではなく、そのまま今の大人にも当てはまる内容であり、「他責傾向」の強い日本の課題だと感じます。
注目のコメント
これまで長く続いてきた、とにかく与える学校教育から、子どもたちが主体的に選び、学ぶスタイルにどう変えていくか。
我々教職員が一旦すべての思い込みや成功体験を捨てて、自ら探究し続けることが必要だと思います。保護者のみなさんも含めて。
校長として、自分自身がエラーandラーンを実践し、これからの時代にあった学びの場づくりを模索してまいります。考えさせられるいい記事と思いました。「自主性」は学校だけでなく多くの企業でも叫ばれています。ただ、自主性vsわがまま、当事者意識vs協力、権限移譲vs放任(岡田氏のいう民主主義vsポピュリズム) などなど振り切りさえすればよいものではなく、工藤氏が指摘されているよう失敗しながらバランスをみつけるという面倒で痛みの伴う過程を伴う。それを嫌う、あるいは耐えられない両親や上司、あるいは自分にどう向き合うのか。しかもバランスも世の中の変化につれて変わっていく。楽をしちゃいけない、ってことなんでしょう。
子供の主体性の重要性、とても共感します。日本では受験中心のインプット型(暗記)教育ですが、欧米ではアウトプット型教育という大きな違いが、一番変革しなければいけない点だと思います。
アウトプット型授業だと、グループワークの宿題やディベートの時間で多くの学生が自分の意見を言い合ったり、学生が自らアウトプットするワークが非常に多いです。私自身、アメリカ留学先の大学で、当時日本との大きな違いに驚いたものです。
アウトプット型授業の場合、学生は主体性がないとついていけないし、クラスメイトの主体性に刺激を受けます。
自立するためには、book smart(学校の成績)よりもstreet smart(社会を生き抜く賢さ)が大事だと、アメリカでよく耳にしたものです。アウトプット型教育が日本でも広がっていくと良いですね。