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【随時更新】羽田空港事故 海保機長 “離陸許可”認識食い違い

NHKニュース
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注目のコメント

  • 国内航空会社 気象予報士

    ポイントになるのは、管制官はどういう順番で離着陸させることを考え、実際にどのような指示を出していたのか、またその指示を受けたJAL機と海保機はそれぞれどう理解して行動していたか、になります。
    今回着陸する側であったJAL機への指示は通常”continue approach”(まだ滑走路は空いていないが、とりあえず進入を続けなさい)、その後に”cleared to land”(着陸許可)となります。また海保機にしてみれば”hold short of runway”(滑走路が空いていないので手前の停止線の位置で待機)、その後に”line up and wait”(滑走路に入り待機)、”cleared for takeoff”(離陸許可)と続きます。またその前後で自分が何番目なのかなどという情報も提供されており、自分が行っていいのかどうなのかの状況認識を間違いにくくする工夫も当然行われています。
    今回この報道のとおりであれば、海保機が誤って滑走路に入ってしまったということになりますが、それでも管制官やJAL機がそれを認識して対応することも全く不可能であったわけではなく(例えば管制官がJAL機へ着陸復行を指示したり、JAL機が海保機を認識して自らの判断として着陸復行をしたりすることも選択の一つでした)、海保機の存在は羽田に普段飛んでいる旅客機から比べれば小さく分かりにくかったとは思われるものの、それを見張りで発見する努力は管制官とJAL機の双方に求められていたので、その部分についてどういう事実が出てくるかも重要です。
    しかしこれだけの事故で、JAL機側の乗員乗客が全員無事というのは奇跡です。国内他社なども含め、ここ数年で緊急脱出となった事例がいくつかあったことで、そこからきちんと事例研究し自らの場合に置き換えたシミュレーションを行い、訓練を行っていたことが奏功したのではとみられます。人はミスをするものですが、それをカバーできるのも人です。同じ航空業界にいる人間として、そのつもりで仕事をするべきと改めて肝に銘じる機会といたします。


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    34RにILS進入する航空機が、あの時点の高度に達するまで着陸許可(Landing Clearance)なしに降下するとは考えにくいし、Missed Approachで着陸復行(Go Around)するための最低高度を切っていたでしょうから、日航機としては着陸するしか手段はなかったはず。着陸機の間隔を見て離陸させることはあるので、滑走路手前で待機(Hold Short of Runway XX)を聞き間違えて滑走路内に海保機が進入した、あるいは離陸可能と判断して管制が離陸滑走を許可したのどちらかが発生した可能性があると考えられます。見張りを徹底すればという意見も当然あるでしょうが、大都会の巨大空港で、他の地上灯火や航空機の着陸灯などが混在する中、両機とも見極めが厳しかった可能性もあります。とはいえ、離陸機には「到着機があと何マイルのところにいるよ」とアドバイスがある(はず)なので、日航機の存在を知らなかったとも考えにくいです。

    ところで、航空自衛隊の飛行部隊でフライトクルーだった頃、非常に厳しいことで有名なパイロットに、「ウイングマーク持ってる(=航空従事者資格がある)んだったら、キャビンクルーでも見張りを怠るな。お前はクルーチーフなんだから、ちゃんとキャビンクルーを指揮して安全確保させろ」と指導されたことがあります。
    それ以来、自衛隊を離れた今でも、自分が乗っている機体がゲートを出てから到着地でゲートインするまで、周囲を見渡す癖がついてしまいました。今振り返って見ると、このときの指導の意味が痛感されます。搭乗員はミッションクルーであると同時にフライトクルーであり、航空機の安全運航はクルー一人ひとりの行動にかかっているという基本を徹底的に躾けられました。

    この事故で、炎上し始めた機体から短時間で乗客を機外に避難させた日航機のクルーの行動は称賛に値します。一方、海保機は地震の救援で物資を輸送中だったとのこと、5名のクルーがお亡くなりになったのは、同じ飛行機乗りで、災害派遣にも従事した身としては残念でなりません。御冥福をお祈りします。
    ぜひとも原因を究明し、二度と同じような事故が起きないようにしていただきたいと思います。


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    ソニーベンチャーズ/ソニーグループ シニアインベストメントダイレクター

    事故の直後、ニュース速報で387人全員が無事だったのを聞いて本当に安堵しました。
    JALの客室本部にいる時に、乗務員の皆さんがすぐ近くで訓練するのをサポートする仕事もしていましたが、今回の機内では自分も怖いのを我慢して一生懸命に頑張ったんだろうといろいろ想いが巡りました。
    そして、僕の友人のJAL本社勤務の方々も、事故が起きた15分後の18時頃にはもう招集がかかって家を出て、本社または羽田空港に向かい、事故の対応にあたっていました。そのまま深夜2時くらいまでお客様対応をした後に、一時帰宅又はそのまま空港の床で寝て、また早朝からお客様対応をしています。
    乗務員の脱出対応も素晴らしかったですが、JALの空港や本社部門の方々の対応も、伝えられるべきものだと感じました。

    被災支援活動をされていて今回の事故に遭遇した海保の方々は残念で仕方ありません。心よりご冥福をお祈りいたします。


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