DeNA傘下VCのデライト「上場義務課さず」 投資方針に明記
コメント
注目のコメント
日経の記事が先に出ていましたが、デライトからの公式な発表は先ほど10:00に配信しました!
上場努力義務を課さないのはなぜか、単純に起業家フレンドリーにしたいわけではなく、投資家にとっての大きな成功を目指していること、ほかにSOの考え方など、オウンドメディアの記事には詳細を渡辺大から発信しておりますので、ぜひお目通しください。
デライトは日本から大きなスタートアップを生み出すために邁進します!
12/27プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000052552.html
12/27オウンドメディアコンテンツ
https://delight-ventures.com/insights/investment-policy/先日、「上場努力義務の条項があることが日本のスタートアップのM&Aを妨げる要因になっていると思うか?」と某社からヒアリングを受けましたが、個人的にはあまり関係ないと思っています。自分がスタートアップやっていた際にも課されていましたが、実際にM&Aで売却した。
実質的に意味のない条項ならそもそもなくて良いとは思います。
一方、一般論として調達側にベタ折れしたタームのことを「スタートアップフレンドリー」と称することに対しては、規律を損なうことに繋がり、スタートアップ側にとって本当に「フレンドリー」なのかという点でもあまり本質的ではないと感じています。スタートアップにとって、その事業が最も成長する最適な選択をとれるという意味でこの一言はプラスに働きます。テンプレートのように上場努力義務が入っていますから、これはDelight Venturesの競争優位性が高まりそうですね。
この一文をたてに、スタートアップにとっては最適と思えないタイミング※でも、株主によって上場を急がされたという話を聞いたこともあります。
※成長過程にあり、パプリックに情報開示することで競合にもデータ開示されてしまい、参入障壁を下げたり、戦略が詳らかになってしまうなど