新しいROE投資の可能性−ROEとは何か、本質を理解して活用する | シンクタンクならニッセイ基礎研究所
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注目のコメント
〈追記〉久米さん、下記となります。ちなみにPER12倍、PBR1倍で下記に当てはめると、ROE=8.3%。ROE8%が色々なところで目安となるが、この水準は肌感覚しっくりくる安くもなく高くもないバリュエーション。
PER=株価÷EPS
PBR÷PER
=(株価/BPS)/(株価/EPS)
=(1/BPS)/(1/EPS)
=EPS/BPS
=ROE
〈追記終〉
あまりに単純で忘れられやすいがROE=PBR÷PER。記事に『株式投資ではROEが改善する銘柄選びが重要』とある。つまりは利益があがる、株主資本が減る(自社株買いなど)、その両方、どれかが起こりそうな銘柄。だからアマダが大々的な自社株買いを発表したときには反応するし、あとは利益が伸びている会社も上がる。
PDFの方に、予想ROEとPBRの散布図がある。これは、ROEが低い場合は、PBRが支えになっていることを示唆。つまり利益は十分に出ていなくても、資産を持っていて、それの価値があると判断している。ROEでみると言われているようになるがROEの問題点としては、「財務レバレッジ」という点にあります。ROEが高いということは場合によりますが、財務健全性が損なわれている可能性もあります。投資と言う観点から見ると必ずそうはならいと思います。経営者側とすればROAの方も大事です、業種によるが結局バランスが良いのが一番だと思いますね。株主にだけ責任を持つと言うのは均衡を欠きます。投資は細かいところも大事ですが長期的にトータルで考えた方がいいのではないでしょうか。
ROEでみるなら、特にこの3~4年、日本、素材系限定だけれども、ROEとPBRの関係は重要度高い。年度変わる前の3Q決算で来期予想ROEが跳ね上がる企業は注目、ですね。直近は知らないけれど、そんなに変わるものでもないか。