ブラックストーン、不動産投資の半分以上を欧州に配分-報道
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そろそろ底打ちと考えているのでしょうか?2021年8月頃からずっと下落し続けている欧州リート指数が今年の11月頃から反転し始めました。
既に先月末の分配利回りは3.87%まで下がっています。
*Dow Jones Europe Select Real Estate Securities Index
https://www.spglobal.com/spdji/en/indices/equity/dow-jones-europe-select-real-estate-securities-index/#overviewかなり意外感があって記事を読み直したところ、ブラックストーン社の欧州向けの新規不動産投資額は、ほぼ半減している計算になります。記事によれば、23年新規不動産投資額の全体は、22年比約4分の1に減っています。その中で欧州に配分する割合が20~30%から50%へ高まったということに過ぎませんので、欧州への新規不動産投資額自体は大きく減っています。
米国への不動産投資が魅力的ではなかったのはよくわかりますね。とはいえ、投資額全体では昨年対比で1/5ほどに減少する中での話。ただ下記のように欧州の不動産市場が底打ちしたわけではない状況だと思う。「もうはまだなり」か「まだはもうなり」か。
欧州不動産王シグナ、破産手続き 各国銀行に飛び火か(2023年12月)
https://newspicks.com/news/9272228
かといって米国も良い状況ではない。日本は相対的に現時点ではかなりマシに見える。
米LAで3番目の高さ誇るオフィスタワー売却-14年を45%下回る価格(2023年12月)
https://newspicks.com/news/9368190