物価高と円安、年末年始に影 予算27%増も、民間調査
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年末年始の帰省や国内旅行の平均予算が昨年の35,400円から45,235円に増えたわけですが、「半数以上がおせちなどの費用を減らすと答えた。海外旅行も回復せずに物価高と円安が影を落とした」とあるのが気掛かりです。インテージさんの調査結果の金額は帰省や国内旅行が対象のようですから、コロナ禍が終わって実家への帰省は無理しても叶えるけれど、お節料理や暖房費用等々は控えて置こうということだと、「予算27%増」との見出しから受ける印象ほど景気は盛り上がらないかもしれません。「物価高と円安、年末年始に影」の方が強く出なければよいけれど・・・ (・・;
円安の結果、我々日本人からみると海外旅行、特に海外での買い物どころではありません。一方、訪日外国人は10月に初めて2019年の同月を上回り、1人当たりの消費額も増加するなど明らかに円安のプラス面が出ています。また、基本的にインフレは株高要因。日経平均株価が年初に比べ、偶然にも同じく約27%上昇しており、今年9月末時点の家計の金融資産も前年比で約5%(およそ100兆円)増えました。インフレに対する自衛手段をしっかり講じる必要性が高まっています。