【一挙公開】プロピッカーが選ぶ「読んでよかったビジネス書」10
- 田原総一朗:お金の「本質」に迫る
- 石原直子:男女の賃金格差の謎を解明
- 野村高文:豊かな人生を説く指南書
- 竹本祐也:渋沢栄一の思想に学ぶ
- 高田敦史:社会の「埋もれ資産」に注目
- 岩嵜博論:コモンズとは、一体何なのか
- 小宮山利恵子:AI時代に再読したい名著
- 森田健仁:ピクサーの経営に学ぶ
- 豊間根青地:「仕事力」が飛躍する1冊
- 豊田真由子:ピケティから始まる議論
- 🎁 抽選で本が当たる!お年玉企画
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個人的には「経済学の道しるべ」をお勧めします。
こちらは、元日銀副総裁の岩田規久男先生が書かれた書籍です。
元々、岩田先生は大手メディアやSNSなどで間違った理解に基づく報道や情報がまかり通っていることに危機感を覚えていたそうです。
そこで、経済の基礎的な知識を学びながら、実際に起きている経済現象を正しく理解するための「道しるべ」として執筆された書籍です。
同様に、巷にあふれているネット記事の内容が正しいかどうかを判断する上ではニューズピックスも有益です。
なぜなら、注目のネット記事がピックアップされて、その記事が正しいかどうかを様々な分野の専門家がコメントしてくれるからです。
そうした意味では、経済記事に対して確かなものの見方をするには、ニューズピックスを日常的に活用するとともに、この「経済学の道しるべ」をご一読することをお勧めします。
典型的な「ビジネス書」ではないかもしれない&あまり手軽な感じではなく恐縮なのですが、ピケティ氏の新著「資本とイデオロギー」を挙げさせていただきました。
私は、政治の現場にいたとき、折に触れ、一般の方に対して「国民は決して『お客様』ではなく、一人ひとりが、この国や地域のことを考え、より良い未来を共に作っていく同志だと思います。」と呼びかけていました。本当にそう思っていました。批判や要求だけではなく、どうか共に考えましょう、と。
国の未来は、決して一部の為政者が決めるものではなく、国民一人ひとりが「考える」ことにより、形作られていくのだと思います。そのためには、現状をできるだけ正確に理解し、分析し、判断することが求められ、そのベースとなるものを増やし、豊かにしていくこと、その泉に水を注いでくれるもののひとつが「読書」なのだと、思います。
上記書評に書いた通り、ピケティ氏の主張には賛同できかねるところもあり、また、どんな論点にも様々な説があるわけですが、必ずしも、どれが”正解”かということが大切なのではなく、自らの泉を増やし、人生を、仕事を、組織を、国等を、少しでもより良きものに、としていくことが、さらなる力や希望になっていくのではないかと思います。
・・・と、前向きなことを申し上げつつ、年明け早々起こったとてつもない不条理に、愕然とします。
能登半島地震、羽田空港事故――新たな年が明けたばかりの今、多大な苦しみ悲しみの只中にある方々に、深く思いを馳せ、亡くなられた方々のご冥福を祈り、行方不明の方々のご無事と救出を願います。寒さや物資の不足に苦しむ方々のご不便が一刻も早く改善されますように。
年末にお届けした「教養書10選」では、「教養とは自分を耕すこと」というコメントが寄せられました。
https://newspicks.com/news/9350889/body/
そこで考えたいのは、「ビジネス書」がどのような意味を持つのかです。教養によって自分を耕し肥えた土壌を養った後、実際に花を咲かせ、成果を得るための指南書や手引き書と言えるのではないでしょうか。
本記事では、プロピッカーの皆様に、それぞれの視点からビジネス書を推薦いただきました。
2024年、新しい年が始まりました。より実り多い年にするために、ぜひ気になった書籍を手に取ってみられてください。
また、1月1日の「書き初め」企画でご紹介した通り、本記事で紹介した書籍をプレゼントするキャンペーンを実施中です。ぜひお気軽にご参加ください。
https://newspicks.com/news/9350847/body/
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