ビジュアルレポートでみるハネウェル・インターナショナルの最新決算
減収も増益を達成。背景に独自の生産改善活動あり
2015/4/23
米コングロマリットのハネウェル・インターナショナルは4月17日に2015年12月期第1四半期決算を発表した。この決算をどう見ればいいのか。決算概要をアナリスト集団Longineの和泉美治氏が解説、ビジュアルレポートを用いて分析する。
<お知らせ>
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1886年設立の時価総額9兆円の巨大老舗コングロマリットです。ホテルの部屋にある温度調節器でご記憶のかたもあるかも。航空宇宙、制御、特殊素材、ターボチャージャーなどを手掛けている。日本では横河電機、アズビル、日立、三菱重工、IHIなどに近い業態。モノづくり改革に本格的に取り組んでいることが興味深いです。また、非常にキャッシュジェネレイティブな会社ですが、増配より、M&Aを強化する方針を示していることも気になります。
「配当や自社株買いよりもM&A を好む」というコメントが印象的。短期的な株価への影響はおいといて、「まだ成長余地がある」という長期のメッセージを感じます。
日本だと山武ハネウェル(現アズビル)として展開していた。ビル空調とかで結構見かける会社。なお、元はHoneywellとの合弁だったが、徐々に出資比率を減らして、現在は資本関係はない。
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