米国株式市場=上昇、利下げ期待が支援 週内の経済指標注視
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きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばいながらも最高値は更新。
全体的に方向感がなく、ダウ平均は小幅な値動きに終始しました。
一部のFOMC委員による否定的な意見を市場が考慮する中でも、先週のFOMCを受けた利下げ期待が米株式市場を下支えしています。
先週のウィリアムズNY連銀総裁、そして、グールスビー・シカゴ連銀総裁もFRBのインフレ対策の勝利を宣言するのは時期尚早で、利下げは今後発表される経済指標次第と警告していましたが、米株式市場は底堅い推移を続けています。
米大手証券のストラテジストはインフレ鈍化とFRBが利下げに軸足を移すことを理由に、2024年のS&P500の見通しを上方修正。
同ストラテジストは来年末までにS&P500が5100ポイントに達するとしており、11月中旬の予想4700から9%近く予想を上方修正しています。
今週はクリスマス休暇を控えた週で調整中心とは思われますが、インフレ指標や住宅指標なども発表になります。
FOMC委員からもタカ派な見解が相次ぐことが予想される中で、米株式市場が底堅さを維持できるか注目されるところ。
GREEDでVIX低迷の楽観継続。
さすがに上値重いですが底堅さを確認。
一方で原油価格ジワリ上昇で、サービス価格下がりそうにもなく、インフレ収束には相応に時間も掛かりそうな状況。