「Suno」と一味違う音楽生成AI登場。音楽から新しい音楽をパート毎に生成「StemGen」、着せ替えAI「Outfit Anyone」など重要論文5本を解説
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注目のコメント
記事で取り上げられているのは5本のみですが、わずか1週間でこれだけ革新的な研究が数多く発表されていて、生成AIの飛躍ぶりを目の当たりにさせられます。
個人的にとくに興味深かったのは、1本目に紹介されている音楽生成AI「StenGen」です。
先週に別の音楽生成AIサービス「Suno」が発表され、そのクオリティの高さに驚いたのですが、Sunoはテキストでプロンプトを入力をして生成させるのが基本のスタイルでした。
一説によれば、人間の意識の8割は潜在的な無意識下に存在しているとも言われ、音楽に限らず、人は自分が欲しいもの、望むものを言葉で表せられることは稀です。実際私自身もSunoを試してみたとき、なんと言葉で入力すればよいのかが思い浮かばず、キーボードの前でしばらく手が止まってしまいました。
一方で、このStemGenは既存の音源から曲の生成ができるとのことで、言葉にできない人の志向性を形にしてくれるような可能性を持っているとも言えそうです。
音楽生成として優れていることはもちろんですが、人の暗黙知を形式知化するような支援ツールとして、新たな可能性を示しているのではないでしょうか。まだ触ってないのでこの記事からのコメント
このStemgenは、プロンプトにお遊びで単語を並べて生成というわけにはいかないので、素人さんには敷居がたかそう。
というか、UIが素人さん置いてきぼり。Filter, Delay, Reverb って楽器やったことないひとにはわからないし、楽器やってたひとには???のパラメーター。作曲歌唱AI「Suno」の登場で音楽生成AIに注目が集まっていますが、パート毎に生成できるAIモデルも出てきたようです。
1週間分の生成AI関連論文の中から重要なものをピックアップしてくれるというのはありがたいですね。