三菱UFJ信託銀、豪年金運営管理会社を買収へ 約1056億円
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金融グループにとって資産運用事業領域への期待が高まるなか、アセットマネジメント(投資運用)を中心とする高付加価値業務に集中するか、ファンドマネジメントを中心とする非高付加価値の「装置」的業務に集中するか、各金融グループの戦略が興味深いです。
三菱UFJ信託銀行は以前からこの後者に注力する取組みが目立っており、日本勢のなかではかなり抜きん出たポジションを取っている印象です。三菱UFJ信託、豪州については2019年にCommon Wealth Bank系の資産運用会社の買収を完了している。下記はその発表時。
三菱UFJ信託が豪運用会社を買収、成長市場に的(2018年10月)
https://newspicks.com/news/3423575
また、資産運用の周辺事業も海外で結構買収していて、2013年のButterfieldや2016年のRydex(現MUFGインベスターサビシズ)など。
三菱UFJ信託、米投信資産管理会社を買収 管理残高38兆円 世界展開へ体制整う(2016年7月)
https://newspicks.com/news/1691880