【ドキュメント】世界の覇者を決する「AI競争」の全内幕（前編）
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この物語の中にアップルが登場しないことが印象的。
AIというテクノロジーが「倫理」と「金」の間で揺れ動きながら進化を続けているのが、怖くもあり面白くもある。
未来から振り返ったときに、AIは間違いなく人類史に残るイノベーションに数えられるだろうけど、それが人類最後の発明にならないことを切に祈ります。
注目のコメント
米ニューヨーク・タイムズ紙が、80人以上の経営者、科学者、起業家の証言をもとに、今日の生成AIブームの立役者たちの心情や動向をつぶさに描き出す長編連載を、独自翻訳でお届けします。
各話1万字超えのボリュームですが、物語のようにぐいぐい読める面白さ。「AIの覇権」をめぐる果てしないパワーゲームが、1枚の大きな絵として見えてきます。2023年の暮れにじっくり読みたい保存版です。見逃してましたが、new york timesがしっかりとした取材に基づいたAI開発の裏側でめちゃくちゃ面白かった
今年読んだいろんな記事のなかでもトップレベル
かつて日経さんが日本のベンチャーの裏側を描いた「ネット興亡記」という素晴らしい記事がありましたが、あれのスケールが大きいバージョン
AIは人間を幸せにするのか、というシンプルな問いに対する認識が全ての思想の出発点になっており、そこに巨万の富を生み出せる可能性というマネーの誘因、プライドも含んだビッグテックの覇権争いという3つが複雑に絡み合って、人間模様になって表出している感じ
色々印象的でしたが、1つ挙げるなら、革新的な研究をした研究のヒントン氏の争奪戦を2012年時点でオークションで実施したというくだりで4400万ドル（60億円くらい）の値がつき、これによってdeep mindが非営利の道を諦めたということ。マネーの破壊力には抗えないということと、このチームに世を騒がせたサツケバー氏もいたということ
映画になる内容ですね2015年には、AIがこんなに身近になるなんて思ってなかったし、自分がAIの仕事に関わるなんて想像もしてなかった。シンギュラリティを気にするのももっと先の話だと思ってました。
