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マースク運航船 標的に。ミサイル攻撃、紅海の迂回加速か

日本海事新聞 電子版
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    拓殖大学商学部国際ビジネス学科 教授

    マースクが運航するコンテナ船がフーシ派によるミサイル攻撃の標的になったとのことです.

    紅海を航行するリスクが高まると,スエズ運河を迂回することになりますが,アジア・欧州航路では一週間の航行時間のプラスになります.現在,パナマ運河でも喫水制限があるため,北米向けの輸送への影響も起こります.輸送に関して,リードタイムの遅れが生じる可能性があります.船舶の供給が増えている状況なので,運賃への影響はあまり大きくないと思います.

    ※追記:かなりの遠回りを強いられ,危険度も増している地中海向けの航路は上がっています.

    余談になりますが,スエズ運河がコンテナ輸送市場にもたらす影響は昔も今も大きなものがあります.コンテナ化が本格的に始まった時点ではスエズ運河が封鎖されており,通航不能だったため,恩恵を受けることができていませんでした.

    1975年のスエズ運河再開によってアジア―欧州間の航路のリードタイムが短くなったことや船舶の余剰を招きました.東京大学の柴崎隆一准教授の研究室が発表した論文では,スエズ運河の再開は船舶の余剰を通じて定期航路ネットワークの再編成に影響を与えたと分析しています.

    運賃も大きく下がりました.ライス大学の大谷克氏と私の共同研究では,アジア・欧州間の航路では1976年から1978年までに市場に変化が起こっていたことが判明し,1975年のスエズ運河再開によるサービス増加が市場構造変化に影響したことを示唆しています.


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