一般1650円・深夜2088円! なぜニセコ近くで「すき家」の時給は高いのか
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注目のコメント
先々週ニセコへ行っていました。以前から「ニセコ留学」という言葉が生まれるくらい外国人が多いエリアですが、さらに外国人で賑わっている印象でした。たまたま見かけたマンションの販売価格は、1㎡あたり200万円〜250万円。居酒屋のチェーン系の企業が運営するお店の値付けも、アメリカの居酒屋に来ているのかと錯覚するような水準でした。お客様はいるけど働き手を確保するには周辺に住民も少なく難しいのは想像に難くありません。忙しいシーズンを迎え、妥当な水準なんだと思います。
日本経済の成長パターンが変わったことを象徴していますね。今後の日本の経済成長の源泉はインバウンドと海外からの直接投資しかありません。この恩恵を受ける場所だけが、地価や給料が上がっています。逆にこれらがない地域は、人口減少や社会の維持コストの増大で益々停滞しています。この差はこれからもっと広がると思います。
『高時給を設定する理由を「店舗周辺の環境や賃金など、その地域の実情に照らし決めています」と取材に説明(記事から引用)』
ニセコエリアの飲食店や宿泊施設等の時給は2,000円以上が標準になっています。ハイシーズン中の慢性的な人手不足もあり、当エリアでは時給が更に上がる可能性があります。