みずほ関連会社の秘伝「Excelマクロ」を生成AIが読み解く。金融関連企業の「ChatGPT活用」のリアル。
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注目のコメント
ExcelマクロやVBAというのは、業務ツールとして決してばかにできない存在。ビジネスパーソンなら常識ですよね。脱却できるといいですが、便利ですから。
とはいえプログラミング知識がない人にはアップデートできないことが多々あり、往々にして「部署でExcelが得意な人頼り」の運用になっているという現象もあります。
ChatGPT(LLM)を社内で使えると、こうした広義のプログラミングスキルの部分にも、苦労せず支援が入る・・・という実は結構本質的な話だなと。思わず苦笑いしてしまいましたが、やはりどこの会社でも「あるある」なのですね。。
指摘のあるようにセキュリティ上でまだマクロ全部を読み込ませるのは理解を得づらいので、部分で抜き出して「このエクセルの関数って何ですか」と聞いてみてみようと思います。
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デスクワーク主体の企業のなかで、基幹システムがカバーしない部分の業務処理に、マクロやVBA(ビジュアルベーシック)を組んだエクセル書類が活躍する例はいまだに多い。
こうしたエクセル書類は、ある時点で部署のマクロ作成が得意な社員が作り、そのファイルが「秘伝のエクセル」のように引き継がれていくことも少なくない。
業務のアップデートなどがあった場合、この書類を「修正」する必要があるが、書いた本人が退職したり異動していたりすると、どんな記述でマクロ(VBA)が組まれているのか、他人が解析することになる。なかなか負荷の高い作業だ。
「(業務上、個別商材が多い関係で)基幹系システムで対応していない部分では、社員個人個人のエクセルで工夫されている。それが代々引き継がれてくると、(修正が必要な時に)『この関数ってなんだろう?』という読み解きに何日もかかるということがある。
これをChatGPTに『このエクセルの関数って何ですか』と聞くと、わかりやすく答えてくれる」(みずほリースデジタル推進部部長の宮谷伸也氏)