世界のユニコーン数、減少に転ずるか 3つの要因を分析
日本経済新聞
39Picks
コメント
選択しているユーザー
「ユニコーン」という言葉がポジティブな意味合いで使われることはこれから減っていくでしょうね。事業実態と評価の乖離がここまで如実になってくると、「ユニコーンを目指す」というフレーズはどうしても空虚に響いてしまいます。
顧客に提供する価値を高め、以て会社の価値を高めるという本質は何も変わりませんが。
注目のコメント
記載の3つの理由の他に、セカンダリー取引、がある。
既存株主の中にはファンド満期や次のファンドレーズのために現金化が必要な投資家が増えてきており、彼らは前回ラウンドから数割ダウンの株価でも売り始めている。それを買う機関投資家の存在もある。前回100億ドルだったが今回は50億ドルというユニコーンではあるが大きく縮小したスタートアップも多い。但しセカンダリー取引は公開されない事も多くそれをユニコーンか否かの判断材料にしない事も多いかもしれない。全世界的なコロナの影響で、20-21のFtoFの面談がほぼなくなり、既存の投資先に行き場を失ったお金が、2~3年分流れたか。
22年以降、FtoFの面談が戻り、逆に大きく、新規の投資先の開拓にリソースが流れ、資金もそこに流れているか。(コロナはリーマンショックと違い、金融危機ではない)
過度な期待は薄れ、実態に戻ったといったほうが正しいのか。
いずれにし、ユニコーンの数など、一喜一憂せず、リスクをどうとるか、イノベーションにどう取り組むのか、本質的な活動をすることが本懐であろう。
ダウンランドで、企業価値の減少などは、バブルそのものであるが、期待がそれほど高いともいえる。
イスラエルも、最近の情勢により正常な統計値が、生まれにくい状況である。