リー・クアンユーの政策は万能ではなかった
東洋経済オンライン
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注目のコメント
Tanaka Takuさんのコメント参照。元記事の題名は『Asian Values RIP』となっていて、それが和訳では副題となっていて『「アジア的価値観」は賞味期限切れ』となっている。RIPを賞味期限切れと訳すのは、原文を呼んでも文意を反映していない誤った訳だと自分は感じる。
個人的には見出し、また意訳もありだとは思うが、それは言語・文化が違う際に、本意を伝えるためにより適切な訳があるためであって、決して煽るためにやってよいことではない。それでもリー・クワンユーは偉大だったし、今後は従来型の領域国家と、資本主義的な効率を最優先させる都市国家との綱引きがますます激化するでしょう。日米欧など先進国はシンガポールやドバイなどの都市国家に、まさか軍事的な圧力をかけるわけにもいかないので、難しい舵取りを迫られます。
イアン・ブルマによる挑戦的な問いかけ。シンガポールは今、研究、アートの分野にも大金をつぎ込んでいますが、民主的でない政府発の”上から”のアプローチで、世界の遺産となる、知や芸術をどれだけ生み出せるか。その成否を判断するのは、まだ時期尚早でしょう。
「シンガポールは効率的で汚職も比較的少ないかもしれないが、一方で不毛な土地となってしまった。知的な業績や芸術的な成果が生まれにくい国となってしまったのだ」