3度値上げも客数増で21ヵ月連続最高売上…餃子の王将「流行に反する調理法」で競合他社に大差のワケ
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一応ちゃんと解説すると、餃子の王将の看板メニューである餃子はセントラルキッチン方式です。しかし、スゴイのがそれをチルドでやりきっている点。冷凍でなく各店に配送され期限内に売り切る。売る力と在庫管理の双方がないとできません。
そして、中華は火入が重要ですからそこはアナログで鍋を残す。ここは職人によってレベルが違うのが味のバラつきにつながってますが、かといってバラつきのマイナスは価格の安さと比較すると許容できるのでなんの問題もなく集客されてます。
食は王将にあり。日高屋さんの調子がいいですが、王将が首都圏ガチ出店をするとその勢力図も少し変わってくるかと思います。個人的には餃子のクオリティとコスパがよすぎることで、餃子以外のメニューのクオリティがいまいちなまま、あまり上げなくてもよい状態に留まっているところが少し不服です(最後のは、ただのファンコメントでした)餃子の王将さんが業績好調。素晴らしいです。ただ、「流行に反する」という見出しはややミスリードだと感じます。餃子の王将さんは、以前から各店舗での手作り、更には、手作りから生じるバラツキをあえて大切にされていました。これは、食べ物を工業製品として捉えて生産性を上げることに集中する、他の大手外食チェーンと違う戦略です。お客様が街の中華屋さんに何を求めているのかを熟考した上で、他社が捨てたことをあえて大切にする。そもそも、外食業界で生産性を上げることが「流行」なのかも疑わしい。流行に逆張りすることで得た良い結果ではないと思います。
第二四半期売上が497億44百万円(前期比10.2%増)。5月7月8月は創業来過去最高売上を更新。営業利益は49億88百万円。好業績の内部還元を進み、夏の1人辺り賞与は過去最高の支給額でした。