オープンAI取締役会、議決権ないオブザーバーでマイクロソフト参加
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"Board"について構造上一番上のOpenAI Nonprofitは取締役会/取締役ではなく、理事会/理事と訳した方が良いような… 議論が噛み合ってない原因になっている気がします汗
注目のコメント
以前コメントした通り、そもそも株主に実質的に選任/解任権のない取締役に就いて意味があるのか、逆にリスクは無いのか、民間事業法人としては世界トップクラスのリーガルチームを有するであろうMSがそのあたり点検中、と言った所ではなかろうか。
発表によると「最初の」ボードという微妙や言い方をしており、とりあえずこの3名で進めるものの、第二弾、場合によっては第三弾、と調整しながら発表があるようだ。
その意味で、MSより着目すべきは、
第一に、アルトマンがCEOとして執行には戻るもボードには少なくともこの段階では戻らない、という事だろう。同様に相棒のグレッグもプレジデントとして執行復帰もボードには戻っていない。
第二に、謀反側のイリヤは、同様にボードには今回名を連ねていないが彼の場合更には、CSOという執行上のタイトルにも言及がない。ミラCTOらが言及されているにもかかわらず。一切言及がないのは、完全退職の可能性もあるのかもしれない。そのあたりは上場企業でもないのではっきりした発表はない。
おそらくは、上記まるまる交渉中であって、第二弾発表において上記3名のダイレクターシップについては発表があるのではなかろうか。スタートアップやベンチャーのガバナンスについて改めて考える機会になりましたね。オブザーバーというのがどこまで機能するか、という点は疑問ありますが問題が起こった後なのでMicrosoft が何もできない立場にはなっていないはず。