2024/2/8

【品薄解消】世界初の「培養ウナギ」がついに誕生

NewsPicksでは平日の毎日、世界のトレンドの背景を追う連載シリーズを開始しています。木曜日は「The Next Big Thing(次のテクノロジー)」です。
INDEX
  • 品薄高で「消費量80%減」
  • 「唯一無二の技術」で勝負
  • 世界中で広まる培養肉

品薄高で「消費量80%減」

世界初の淡水ウナギの培養肉が誕生した。これにより、ウナギを食べる際の葛藤が解消されるかもしれない。
乱獲によってウナギの個体数は激減しており、価格も高騰しているが、ウナギの培養肉ならばその代替として罪悪感なく食べられる。
このウナギ培養肉は、イスラエルのForsea Foods社によって淡水ウナギの胚細胞から培養されたもの。同社は日本人シェフに協力をあおぎ、この培養肉を使ってウナギの蒲焼きとにぎり寿司を作った。
同社は培養ウナギ事業の拡大と約2年後の商品販売開始を目指している。
(写真:Forsea Foods社のHPより)