【新発見】音声広告は「ながら聴き」が価値になる
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小学生ぐらいからラジオを聴いているヘビーユーザーなのですが、ぼんやりと感じていた「ラジオで聴いた音楽が記憶に残る」というのが、脳科学の立場から理由を教えてもらいました。
「集中して聴いてないことで、脳のリソースが余っている。それによって他の記憶などを思い出す&紐付けることができる」というのは納得です。
個人的には、ラジオの内容を思い出すときに、聴いていたときの場所や心理状態などを思い出すことができるのも、こういったことが関係しているのかも…?と勝手ながら思いました。
音声広告のこれからに、まだまだ注目していきたいです。結局,記憶から何かを想起するときって言葉と一緒に出てくるので(人の顔の映像がありありと思い出されるのに名前が全く出てこないときとかはありますが)言葉チャンネルでダイレクトに記憶される音声の方が,映像よりも残るのかなと.記事にもあるように,その音声に連動させる視覚的イメージは個々で自由に紐付けられるというメリットもありますし.
あと1秒くらいの効果音ってすごく残りますよね.任天堂スイッチのCMが始まる前の「カチッ!」とか,ながら見してたテレビから流れてくると,あ,スイッチのCMだ,となります.
私は触覚の研究をしていますが,触覚の感覚って記憶として定着しにくいなぁという印象があり,個人的にはそれは,触覚の感覚を記憶するための言葉が用意されていないから,というのがあるのではないかと最近思っています.触覚って日本だと多くがオノマトペで表現されるので,記憶に残りにくいのかなと.あるいはその感覚に近い別の物に紐づけて覚えるパターンで,「耳たぶのような硬さ」とか「羽毛のような柔らかさ」とか.PCのレビュー記事とかで,キーボードの押し心地の説明とか,著者の人はすごく苦労して表現しているなぁと思いながら見ています.読み手側に押し心地のバリエーションに対応したような形容する言葉があれば説明しやすいのにと.cotenradio聞きながら歩いてると、発想が活性化する時があります。
記事を見て気になったことが2つ。
教育とエンタメ。
教育については、教師が壇上で話すのを聞くのと、動画で学習するのに、記憶の定着に違いがあるかどうか。
さらに、エンタメでいうと、会場で生の方と動画配信での違い。
動画が右肩上がりになっていく中、音声が良いポジショニングを見つけるきっかけになりそう。動画は初速が良い。記憶の定着は音声。とすると、学習で言うと、動画で予習して、音声で復習するの良さそう。
記事内の誤字?っぽいのを記載します。
記事の中盤にあるバーグラフ。「音声を見て」「映像を聴いて」になっていますが、見てと聴いてが逆ではないでしょうか。