米自動車産業の労使交渉が終了 25%の賃上げ協約承認
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4割を超えるUAWの賃上要求に対して各社は25%の賃上げを受け入れたが、EV化を進める上でこのコストアップはかなり大変でしょう。急激なEVシフトによる雇用不安を訴える声も大きくなりつつありますし…。
バイデン政権はEVの自国生産を推し進める保護主義でUAWの理解を得ようとしていますが、労働者の不安は払しょくしきれていないし、次期大統領選挙でトランプ陣営は「反EV」でUAWの取り込みを図るでしょう。
この結果が従業員の方々にとってホントに良かったかはよく分かりません。
ただし、自動車会社だけでなく、アメリカの多くの企業が経営者に億単位の給料を支払いながら、従業員への配分をしてこなかったことも事実でしょう。今回のストライキはそんな怒りも背景にあるように思います。