ミラノ、パリの「コレクション」と呼ぶのは日本だけ? 誤解の一因に
朝日新聞デジタル
3Picks
コメント
注目のコメント
最近、「パリコレ」「ミラノコレ」でショーをしました、とPRする日本の洋服屋さんが増え、いかがわしいなあと感じていたところ、朝日でタイムリーな記事が出ました。それって、各地でのファッションウィーク期間に非公式なショーをしました、というだけの話だったんです。
「コレクション」と呼ぶのは日本だけ、「ファッションウィーク」が正式です。大手メディアすらよくわかっていない。そこを突いて、詐欺まがいのことが横行してる。これ以上、誤解による被害を出さないためにも、日本でも「ファッションウィーク」のみが公式、という認識を徹底させたいところです。というかそもそも、いまだにそこに出ると威張れる、みたいな盲信ぶりも恥ずかしいです。最近見た似た事例では某アイドルが描いた絵が「ルーブルで展示」、でしょうか。
ルーブル美術館はカルーゼル・デュ・ルーブルという地下ショッピングモールと直結していて、そこには同名の展示会場もあります。以前はAWS Summit Parisなどもここで開催。わりとでかい。
で、この展示会場、アートフェアも頻繁に開催されていて、そこへの出展が何故か「ルーブルで展示」とか、酷い例になると「ルーブル美術館に収蔵」になったりするらしい。
で、これは日本だけで起きる誤解ではなく、以前にNFTアートの展示関連でも同様の誤解によるドタバタがあったなど、故意にせよ過失にせよ有名イベントや美術館の名前に乗じた誤解は洋の東西を問わないらしい。