【3分解説】メルカリの「スキマバイト」で激変するお金事情
NewsPicks編集部
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メルカリが「スキマバイト」の仲介事業に参入することが話題になりました。これは単なる新規事業ではなく、メルカリの“経済圏”におけるお金の流れを大きく変えるものになるかもしれません。
しかし、お金の調達場所として依存しすぎるリスクもあるのではないかと思います。使いやすいUI・UXは魅力ですし、莫大なユーザー数を武器に大きなシナジーが見込める新規事業を繰り出せるのはメルカリならではですが、ユーザー側は付き合い方を考える必要もありそうです。買う、借りる、返す、というサイクルの「返す」方法に「売る」と「働く」のふたつの選択肢があることが強みです。融資のビジネスモデルを大きく変えています。世界でも唯一のサービスではないでしょうか。
メルカリがスキマバイトに参入。そもそもメルカリを使っている人は、少しの時間と余力でお小遣い程度稼ぎたい、と考えている人が多く、利用者層的にはマッチしていると思います。
物理的に売るものがなくなったら、非物理的な時間を打ってお金にすれば良い、というシフトチェンジ。
競合に当たるタイミーと比べて、経済圏が確立されつつあるので、市場としての参入ハードルも低めです。
スキマバイトでは、Uberを含むデリバリーや今後解禁されるかもしれないライドシェアも競合となってくるはず。今後の動きに注目です。