20代前半のＺ世代、病欠多く生産性も低い－特別なリーダーシップ必要
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興味深いデータ。時間の使い方がうまくないのでは？と企業内で警告を上げる一因になりますね。
一方で、評価軸がGenXやBaby Boomer向けと中年寄りになっているのでは？という視点もあります。
例えばこの評価軸が、「新しい技術やサービスを使った時間」、「自分の意見をオンラインで外部に向けて発信した時間」などでしたら、圧倒的にMillennialsやGenZに軍配が上がり、中年世代は「頭が固くて今風のサービスを使いこなせない」という結論になります笑
生まれた時代が違うのですから、働き方とプロセスに違いがあって当然です。どちらが良い悪しでなく、TPOに合わせた結果を求められるとお互いに幸せかなと思いますある論文によると、「今時の若いもんは」という類の話を、人類は数千年にわたり繰り返しているらしいです。これは、上の世代が若者に対して自分の能力が優れていると思い込みがちというバイアスに起因するとのこと✳︎。
このデータがそうだと申しあげたいわけではなく、評価軸そのもののバイアスを認識した上で見る必要がある、と思います。
✴︎ https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.aav5916「若い労働者にとって学習の機会は重要だが、コロナ禍が同僚と一緒にいることで得られる多くの経験を奪ってしまった。」
Ｚ世代のパフォーマンスについては、まさにこれが起因していると思います。
時間が守れず、時間の使い方も下手というこのデータから、イギリスのＺ世代は仕事に対する基本の「き」ができていないことがうかがえます。ただ、これはトレーニングの機会が少なかったためであり、今からでもでキャッチアップできると思います。
同じことが日本のＺ世代に言えるのかはわかりませんが、できないことを非難するより、特殊な時期であったことを汲んで、不足したスキルを育成してあげる姿勢が企業側には大事だと感じます。
