AERA連載、今回は『会社四季報』。 これ、データ集だと思うと間違えるんです。 参入してきた日経の『日経会社情報』がどうして勝てなかったか? 『会社四季報』には二年先まで記者が業績を予測する「二期予測」という売り物があり、会社発表の次年度予算のみを掲げていた『日経会社情報』とは大きく違っていたのです。 発表するものを報道するのではなく、前うちで報道するのでもない。自分たちの頭で考え予測し、判断する。 これ今の新聞ジャーナリズムの再生のヒントがずいぶんつまっている話です。
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