市場を注視しながら「しっかりと対応」=為替円安で鈴木財務相
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注目のコメント
「市場においてファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に基づいて決まるもので、急激な変動は望ましくない」 (@@。
急激な変動でない限り、2011~2012年当時と比べほぼ半減した円の価値は容認するといったところでしょうか。為替介入で本質的な円安を止めることは不可能なので、財務大臣の円安牽制発言としてはこの辺りが限界でしょうが、我が国が抱える本質的な問題は、僅か10年で円の価値が半減し、特にここ2年ほど、年率平均15%の勢いで急落しているところにあるのです。新興国なら通貨危機と呼ばれて不思議でないほどの落ち方で、日本国民は、世界の中で急速に貧しさを増しています。
需要不足が殆ど消えてインフレが進むいま、円安を招く金融緩和と財政支出のカンフル投与はほどほどにして、ファンダメンタルズそのものの改善に注力する必要があるんじゃないのかな。そっちの気迫を示して頂きたいところですけれど・・・ (・・;15日に発表になる日本の7~9月GDPや、17日が期限となっている米国連邦政府つなぎ予算の成立見通しなど、不確実かつ不透明な要因がたくさんある週ですので、何をするにもそれが終わってからのほうが賢明です。