【三越伊勢丹】インバウンドで利益2倍の大躍進
NewsPicks編集部
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外部環境により絶好調!と思って決算に臨みましたが、近年強化されていたいくつかの施策が芽を出し始め、利益に寄与し始めているという兆しが見える決算でした。
ただ、百貨店はこれまでも景気に振り回されてきた業態です。コロナの反動もある今年は、より上振れしやすく、来年こそ本番なのだろうと思います。素晴らしい。ただ、流行り言葉で言うと「深耕」はできているが「探索」は今一つで将来は心配な気がします。大西社長時代に「モノからコトへ」と一旦舵を切って戻したのですが、利益が出てきた今こそ両利きにトライする必要があると感じます。
円安効果のインバウンド消費が成長を牽引しています。日本人富裕層を土台として、その上に外国人富裕層を積み上げていくというのが成長戦略でしょう。グローバルな顧客管理が大切になってきます。
ただ、中国経済が悪化しているというのは懸念材料。中国依存ではなく、世界中の富裕層を対象にできるかがカギですね。