宇宙望遠鏡「ユークリッド」が撮影した星雲など画像公開 「馬頭星雲」など鮮明に
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ユークリッドは近赤外線で宇宙を捉える宇宙望遠鏡であり、人工衛星として地球を周回しながらから主に遠方銀河の観測を行う。地球と銀河の間に、銀河からの放射光を曲げるぐらい重力の強い何か(すなわちダークマター)があると地球に届く銀河の像は歪んで見える。この歪みの補正を逆に利用してダークマターの分布を調べてやろうというのがユークリッドの主なサイエンスミッションの一つである。観測する銀河の数が多ければ多いほど、歪みの統計処理の精度が向上し、ダークマターの分布の精度が向上する。ユークリッドの観測対象の天体は近赤外線で明るい天体であれば銀河に限らない。今後のユークリッドの成果には要注目である。
最近、Starlinkのような低軌道人工衛星が明るすぎて天体観測に支障があると聞くようになった。
https://newspicks.com/news/4043753?ref=user_2112738
はっきり言うと、今後将来、地球表面上からの高精度な天体観測は諦めて下さい。その役目は終えつつあります。宇宙からの観測に移って下さい。