イスラエル閣僚が「ガザに原爆投下」発言＝政府会合への出席禁止に
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唯一の被爆国で広島サミットを主催した岸田総理がこの発言に一番に反応して抗議声明を出さないのは残念。今の日本の役割は核使用をちらつかせる国と影響の広がりを決して容認しないこと。
注目のコメント
イスラエルが数百発の核兵器（原爆、水爆）を保有していることは公然の秘密ですが、これこそがイスラエルの独立自衛の拠りどころでもあります。
イスラエルの世論にとって、ガザ地区に核兵器を使うことの何がいけないかというと、200人ほどの人質も一緒に死亡してしまう可能性が高いことです。
このエルサレム問題担当大臣は200人ほどのイスラエル人の人質が犠牲になるのもやむなし、と言ったのも同然であり、イスラエルのユダヤ人の世論からすれば、これは許されないことです。
ガザ地区のパレスティナ人が死亡するとか（核兵器を使っても使わなくても、どのみち死亡します）、米国ににらまれるとかいったことが問題なのではありません。
ガザ地区の掃討は、あくまで人質200人を可能な限り救出しながら進められるべき、というのがイスラエルのユダヤ人の絶対的な世論です。これは日本人として断じて許してはならない暴言です。
被爆地に所縁のある日本人の為政者ならば特に看過できない暴言のはずですが、日本には残念ながら気概と気骨のある政治家は不在ですので求められる発言は期待できないでしょう。とりあえず持っていることはこれで示されたわけだが、もちろん投下など許容できるはずはない。
イスラエルの自衛権を理由に反対するとはこういうことを是認することになる可能性をそろそろ日本政府も自覚した方が良い。
岸田さんは原爆投下を軽く見ている節があることは先の広島サミットで示された話。
