【世界を二分】イスラエル・ガザ戦争がSNSを崩壊させた
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「この戦争が」というだけではなく、ロシア・ウクライナ戦争も大きいであろうと思います。
どちらも、ソーシャル・メディアは、フェイク情報を、世界中に、非常に大規模に拡散させる手段として使われました。
それ以前から、ソーシャル・メディアは、虐殺や迫害を煽動する、あるいは、事後になかったことにする、自己正当化するための道具として使われてきました。
ロヒンギャ迫害、エチオピア内戦、シリア内戦、過去10年だけでも、膨大な例があります。
ただ、ロシア・ウクライナ戦争とイスラエルの軍事作戦は、相当な技術を持つ国家が自ら行っているだけに、よほど情報を厳選できなければ、事実がフェイクに押し流されてしまうような状況になっています。
ソーシャル・メディアを運営する企業には、この状況を改善する力はあまりないでしょう。
かといって、政府による規制で解決できることでもありません。
誰がソーシャル・メディアを改善するのか、それとも誰にもできないのか、根本的な仕組みのあり方が問われるようになってきています。テロ行為は許されるものではないが、一方でイスラエルがガザにしてきたことが正当化できるものでもない。そんな状況でイスラエル支持、ガザ支持というように一括りで括ったスタンスを出すとお互いの悪いところを突き続けるようになります。
Twitterでいろんな投稿を見ましたがSNSでは議論をしっかりとできないので、短絡的な応酬が交わされやすくなるように感じました。以前は酒場で行われていた見ず知らずの人との議論が、いまではSNS上で行われている。酒場なら喧嘩になってもマスターがなだめてくれたが、SNSでそういう存在はいない。そういう冷静な第三者がいる場所で議論はやりたい。