「声」は誰のものか、AIクローンに抵抗する声優たち
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注目のコメント
声紋という言葉があるように、声は本人識別情報の一つです。その意味では顔や指紋と同列です。他人が勝手に使って良いものではありません。だから一定の規制は賛成です。
「自分の声に対する権利」の法制化、たしかに声の再現がテクノロジーにより容易になっている現状を踏まえれば必然なんでしょうね。ただ、声を肖像などと同列に捉えることが可能なのか、その人の個性を見出せる程に顕著な特徴を声に認め得るのか、という点は今後議論が尽くされる必要があるのだろうと思います。
「私たちの願いは、自分の声が倫理的な形で使用され、誠意ある契約が保証されることだ」
非常に共感します。それと同時に、声にたいする権利という、前例のあまりない規制や保護の取り扱いは難解を極めるのではないかと思います。
実際、AIモデルを開発するとなればそれが数千人、数万人規模のデータを必要とする可能性があり、その一人一人と綿密な契約を結ぶとすれば、報酬の有無に限らず、コストは無視できないでしょう。
画像生成同様ですが、依拠性や創造性に着目し、意図的な追加学習にのみ保証を義務化するのが現実的な落としどころなのではと思います。
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