【解説】消えゆくY染色体の運命と「性」の意外な柔軟性
NewsPicks編集部
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男性が持つY染色体が、進化の過程でどんどん小さくなっているって知っていましたか? 研究者らによるとY染色体はいずれ消える運命にあり、それは時間の問題だというのです。
では男はいなくなってしまうのか……。と悲観するのはまだ早いようです。詳しい理由は記事をご覧いただければと思いますが、生き物はY染色体に頼らない柔軟な性の決定方法を持っているようです。
そして、ヒトを含め生き物の性には、これまで考えられていたよりも「揺らぎ」があることもわかってきました。衝撃だったのは、将来世代ではなく今まさに「俺たち」の体の中からY染色体が消えていっているかもしれないという事実です。
では、男とはいったいなんでしょうか。女とはいったいなんでしょうか。究極の謎について考えていきます。以前、NHKスペシャルで、ドミニカ共和国のとある村では50人に一人が幼少期から青年期にかけて性転換が起きているという現象を取り上げていました。
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pn11RwvEEn/
性とは、そもそも柔軟にコロコロ変わるもので、性同一性障害も障害や疾病でも何でも無く、生命としては極自然な現象なのかも知れませんね。