IHI、今期900億円の最終赤字に 米社製エンジンの追加検査で
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注目のコメント
前提知識として、航空機エンジン開発の枠組みは下記リンク先コメントのとおり。
https://newspicks.com/news/8906602?ref=user_225356
今回の開発プログラムにIHIがどれだけのシェアで参画しているのかは、下記IHIプレスリリース資料(2011年当時)を読み取る限り、以下のように推定されます。
https://www.ihi.co.jp/all_news/2011/aeroengine_space_defense/1188555_1727.html
★JAEC :23% ←日本の企業体
MTU社:18%
P&W社:59%(差引き)
IHIはこのJAEC23%の「60%以上のシェアで参画予定」とあります。ということは23%×0.6=14%程度ということかと推察されます。
今回の営業損益の下方修正額は▲1,100億円(900億円→△800億円)からすると、P&Wを含めた全体影響額は、少なくとも約8000億円が見込まれるというイメージかと思います。
実際の契約内容によって責任範囲の微調整や加減算があるとは思いますので、あくまで規模感・イメージを掴むための参考と捉えて頂ければ。
ディスクレーマーじゃないですが、ぜんぜん見当違いだったらスミマセン。
追記:
「(P&W親会社の)RTXは26年までに最大35億ドル(約5200億円)の費用がかかるとの見通し」と出てる。大体計算が合う。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC24CUR0U3A021C2000000/